福岡の牡蠣小屋情報をお伝えします。
焼き牡蠣を上手に焼く方法
焼き牡蠣を楽しむには、牡蠣の特性をよく理解してから挑戦してみましょう。ポイントは、貝柱の位置と焼き時間。
牡蠣の形と、炭台、ガス台の特性を理解してお楽しみください。
基本的には好きに焼いてもらってもいいのですが、どうせならばスマートに焼きたいものです。 参考にあればと思います。
それから、火力にもよりますが、牡蠣は以外と早く焼けるものです。 大勢で来てワイワイやっていると、お酒なんかも入っていれば、もう焼いている牡蠣は放置状態になります。
焼きすぎた牡蠣は身が小さくなるので、焼き専門の「牡蠣奉行」を連れて行かれるといいでしょう。
牡蠣の形を確認しよう
牡蠣の形をよく確認してください。牡蠣は三角形といいますか、扇型の形をしています。
牡蠣を横から見ても三角形をしています。
貝柱は、扇型をした牡蠣の、右上の部分に1箇所だけあります。
ですので、牡蠣ヘラを入れるのであれば、その貝柱の部分に入れるようにしてください。
焼き台の種類
糸島の牡蠣小屋は、「炭火」と「ガス火」の2種類を使っています。 それは小屋によって違っていますので、確認して入られると良いでしょう。ガス火
ガス火の良いところは、火力が一定してることと、炭が舞わないので洋服が汚れにくいことです。 ただ、ガスでも牡蠣が爆発して熱水を吹き出し汚れることがあります。
欠点としては、ガスの火口の場所が決まっているので、一斉に並べて焼きにくいことです。 設置しているお店のガスの調整にもよりますが、炭に比べて火力が弱い感じです。
炭火
炭火の良いところは、火力が強くて遠赤外線で焼けるところ。 そして焼き台の全面が熱いので、一気に焼くことができます。 炭が一面に広げられている台を選んで下さい。
炭が一箇所に集まっていたりすると、焼け方にムラができたり、全部焼くのに時間がかかります。
牡蠣が爆発した場合などは灰が舞うことがあるので、洋服などが汚れる可能性があります。 ただ、多くの牡蠣小屋では上に着る灰よけのジャンパーなどを無料で貸し出してくれるのでご利用ください。
牡蠣を焼いてみる
牡蠣を焼くにもそれぞれ流儀、ウンチクがあるかと思います。最初から片方の殻をとって焼いてみたり、好きなように焼いていただいてもちろん構いません。
ここでは、片面ずつ焼く時のポイントなどをお伝えします。
まずは、平たい面を下にして、2〜3分焼いてください。 牡蠣からブズブズ水が出てきて、口が開いたらOKです。
焼けても口が開かない牡蠣も多くありますので、焼き時間を目安に開いているかを確かめてください。
火の強さにもよりますが、4、5分経過しても殻が開かない場合は、手でこじ開けてください。
この段階で気が付かずに長い時間焼いたままにしておくと、水分が抜けてカラカラになります。
片面が開いたら殻を取ってひっくり返して、もう片方を焼きます。 殻を開ける時に熱水に触れるので火傷に注意して下さい。
この時にせっかくの牡蠣汁が全部こぼれてしまいますが、大丈夫です! カキ殻が鍋みたいになって、片面を焼いているうちに汁が出て溜まってきます。
この時点でお好みでトッピングしてください。 バター、とろけるチーズなどを入れて焼くと香ばしくていいですね。
トッピングのポイントは、牡蠣の上にトッピングしても温度が低いのでチーズなどは溶けにくいです。 チーズなどはカキ汁の中に浸すようにすると溶けるので、溶けたチーズを牡蠣に絡めてください。
火力の強さにもよりますが、両面焼いても全体で5〜8分焼けば食べられます。よく焼いて食べてくださいね
最初の段階の片面の焼きが甘いと、このように生焼けなので、殻に貝柱がついてきます。 この場合は、牡蠣ヘラなどで、切り取ってください。
※焼き時間は火力に左右されますので目安としてください。
※火加減にもよりますが、思ったよりもすぐに焼けるものです。焼きすぎてカラカラにならないようにしてください。
牡蠣の焼き方 動画(約4分)で紹介
牡蠣の焼き方の一つの方法として参考にしてみて下さい。いつまで焼いても殻が開かない時の強引な開け方がわかります。
焼き牡蠣トッピング例
半分を焼いたところで、トマトとタマネギ、醤油バター、バジルペーストなどなどを乗せて焼いて下さい。
とろけるチーズなんかもいいですよ!
上手に焼いて、牡蠣を美味しくお召し上がり下さいね。